2007年06月07日

H18 情報 第20問

IV-20
系全体がM/M/1に従い,処理時間が0.5秒のサーバシステムがある。平均応答時間(処理待ち時間と処理時間の和の平均)を2.5秒以内としたとき,このシステムが処理可能な要求数(件/秒)に最も近いものを次の中から選べ。

@1.3 A1.4 B1.5 C1.6 D1.7


解答:C

利用率 ρ、到着率 λ、サービス率 μとすると、

 ρ = λ ÷ μ

処理時間が0.5秒なので、μ=2だから、

 ρ = λ / 2

平均待ち時間Tw、平均サービス時間Tsとして、M/M/1の公式より、

 Tw = ρ / ( 1 - ρ ) × Ts

平均応答時間2.5秒、処理時間0.5秒だから、

 2.0 = ρ / ( 1 - ρ ) × 0.5

ρ = λ / 2を代入して、

 2.0 = ( λ / 2 ) / ( 1 - λ / 2 ) × 0.5
  4 = λ / ( 2 - λ )
 ∴λ = 1.6
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2007年06月06日

H18 情報 第19問

IV-19
2つのオブジェクトaとb,2つのトランザクションT1とT2を考える。トランザクション開始前のaとbの値はいずれも0とする。

T1: l[a]; r[a,x]; x=x-8; w[a,x]; u[a]; l[b]; l[a]; r[a,x]; y=x+2; w[b,y]; u[b]; u[a];
T2: l[a]; r[a,s]; s=s+3; l[b]; w[a,s]; t=s+3; w[b,t]; u[a]; u[b];

T1とT2を並列処理した場合に考えられる最終結果の中で,正しいものを次の中から選べ。ここで,各トランザクションのセミコロンで区切られた各命令は,左から順に実行が開始される。l[x]はxの排他ロック,u[x]はxのロック解除,r[c,v]はcの値を変数vに代入,w[c,v]はvの値をcに格納とする。各命令は一定時間内に開始されて,一定時間内に処理が終了する。一定時間内に開始または終了できないトランザクションが1つ以上あれば,どれか1つをアボートして,そのトランザクションのすべてのロック済みのオブジェクトのロックを解除して終了し,他のトランザクションを続行させる。

@(a=-5, b=-3)または(a=-5, b=-2)
A(a=-5, b=-2)または(a=-8, b=-2)
B(a=-5, b=-3)または(a=-5, b=-2)または(a=-8, b=-6)
C(a=-5, b=-3)または(a=-8, b=-2)または(a=-8, b=-3)
D(a=-5, b=-3)または(a=-5, b=-2)または(a=-8, b=-2)


解答:B

T1→T2の順に処理が行われた場合、a=-5、b=-2
T2→T1の順に処理が行われた場合、a=-5、b=-3
T1とT2が競合してT2をアボートした場合、a=-8、b=-6
T1とT2が競合してT1をアボートした場合、a=-5、b=-2



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2007年06月05日

H18 情報 第18問

IV-18
次のようなプロダクションルールがあるとする。
 IF p(x) THEN p(x+2)
 IF q(x) THEN q(x+3)
 IF p(x) AND q(x) THEN r(x)
作業記憶の初期状態{p(1),q(2)}から出発して,推論できるものを@〜Dの中から選べ。

@r(1) Ar(2) Br(3) Cr(4) Dr(5)


解答:D


プロダクションシステムに関する問題。
r(x)に関する発火条件(IFの後の文が成立する条件)は、同じxの値を持つp(x)とq(x)が存在することである。
p(x)は、初期状態p(1)がら出発して、p(1)→p(3)→p(5)→p(7)…、と変化する。
一方q(x)は、同様に初期状態q(2)から出発して、q(2)→q(5)→q(8)…、と変化する。
このとき、同じxの値を持つのは、x=5の場合である。
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2007年06月04日

H18 情報 第17問

IV-17
並列処理コンピュータアーキテクチャに関する次の説明のうち,最も不適切なものを選べ。

@どのような並列プログラムでも完全に並列に動作されるわけではなく,逐次処理する部分が含まれる。この逐次部分が並列化による性能向上のボトルネックになる。
A対称型マルチプロセッサシステムでは,個々のCPUの役割は決まっていず,複数のCPUが同等な立場で処理を分担する。
B複数のプロセッサが共有バスにアクセスするマルチプロセッサ型コンピュータでは,バスに調停(アービトレーション)機構を設ける必要がある。
Cプロセッサの数を増やすと,プロセッサ当りの性能が向上するため,コンピュータ全体の性能が向上する。
D最近では,インターネットの高速化により,地理的に離れたコンピュータ間をつなげて並列処理を行うグリッドコンピューティングが注目されている。


解答:C


プロセッサの数を増やすと、@にあるような逐次処理のための待ち時間や、Bにあるようなバスの調停時間も増えるため、コンピュータ全体の性能は向上するが、プロセッサ当たりの性能は低下する。
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2007年06月03日

H18 情報 第16問

IV-16
コンピュータの仮想記憶における次の説明のうち,最も不適切なものを選べ。

@仮想記憶方式とは,実アドレス空間よりも大きな仮想アドレス空間を作る方法である。
A仮想記憶方式を用いると,実装されている実記憶容量を気にせずに大きなプログラムを処理させることができる。
B仮想記憶方式を使えば,メインメモリの容量を小さくしてもCPUの性能の低下を防ぐことができる。
C仮想記憶のページングアルゴリズムであるLRU方式は,プログラムの局所性が高いときは,ページイン,ページアウトを減らすことができる。
DマルチタスクのOSでは,通常,仮想空間を複数もった多重仮想アドレス空間方式を実装している。


解答:B

メインメモリの容量が小さい場合、ページイン/ページアウトの回数が増えるため、CPUの処理能力が低下する。

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2007年06月02日

H18 情報 第15問

IV-15
メインメモリに接続された,キャッシュメモリを内蔵したCPUがある。キャッシュメモリのアクセスタイムは40ナノ秒,メインメモリのアクセスタイムは400ナノ秒である。また,キャッシュのヒット率は98%である。アクセスタイムが800ナノ秒のメインメモリに変えたとき,データへの平均アクセスタイムを維持するためにはCPUのキャッシュメモリのアクセスタイムを何倍速いものに変える必要があるか,最も近いものを次の中から選べ。

@0.9倍 A1.3倍 B1.8倍 C2.0倍 D4.2倍


解答:A


メインメモリが400nsのとき、平均アクセスタイムは、

 40 x 0.98 + 400 x 0.02 = 47.2 (ns)

メインメモリを800nsにしたときのキャッシュメモリの
アクセスタイムをtとおくと、

 t x 0.98 + 800 x 0.02 = 47.2
 ∴ t = 31.2 / 0.98

 40 / (31.2 / 0.98 ) = 1.2564...

したがって、最も近い答えは「約1.3倍」となる。
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2007年06月01日

H18 情報 第14問

IV-14
CPUの命令実行制御とは,命令の読み出しから実行までの一連の流れを制御することをいう。(A)〜(G)は,命令実行制御の処理ステップである。
 (A)命令のデコード
 (B)命令のフェッチ
 (C)オペランドのアドレス計算
 (D)オペランドのフェッチ
 (E)結果の格納
 (F)命令の実行
 (G)割り込みの検出処理
各処理ステップの流れが最も適切な順番に並んでいるものを次の中から選べ。

@(A)→(B)→(C)→(D)→(E)→(F)→(G)
A(A)→(C)→(B)→(D)→(F)→(E)→(G)
B(B)→(A)→(C)→(D)→(F)→(E)→(G)
C(B)→(A)→(F)→(D)→(C)→(G)→(E)
D(D)→(C)→(B)→(A)→(F)→(G)→(E)


解答:B

例えば、

 ADD R1, #1 (レジスタ1に数字の1を足す)

などのアセンブラ命令があった場合に、"ADD" が
命令(オペコード)、"R1"、"#1"がオペランドになる。

まずは命令(オペコード)をフェッチ(読み出し)し、
オペコードごとのオペランドのアドレスと長さを取得する。
それによりオペランドのフェッチ(読み出し)が可能になり、
命令が実行され、最後に割り込みが処理される。
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2007年05月31日

H18 情報 第13問

IV-13
T型フリップフロップを使って3ビットの2進カウンタ(=8進カウンタ)を構成できるものを,次の図の中から選べ。T型フリップフロップとは,クロック (CK)のネガティブ・エッジ(1から0へ変化する)をタイミングとして,T入力が1のときに,それまでのQ出力を反転するものを指す。T入力が0のときは,Q出力をそのまま保持する。 ̄Q出力はQ出力の否定をいつも出力する。クロックのタイミングでT入力が変化するときは,タイミングの前のT入力の値に基づいて動作するものとする。Q出力は初期状態では0を出力するものとする。

pe_h18_13


解答:@

T入力が常に1であり、CK0/CK1/CK2が1→0になるときに
Q0/Q1/Q2が1となる。
時間t0, t1, t2, …と変化するときに入力が1→0→1…となるとすると、
出力は以下のようになる。

t0t1t2t3t4t5t6t7t8t9t10t11t12t13t14t15t16
CK001010101010101010
Q0=CK100110011001100110
Q1=CK200001111000011110
Q200000000111111110

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2007年05月30日

H18 情報 第12問

IV-12
次の論理式を簡単にした,等価な論理式を@〜Dの中から選べ。なお,論理和を+,論理積を・、否定を ̄で記述している。

 論理式: ̄(A+ ̄B)+ ̄( ̄A+C)+ ̄(A+B)

@ ̄A・C A ̄A+ ̄C BA・B+C C ̄A+ ̄B+ ̄C D ̄A・B


解答:A

ド・モルガンの法則より、
 ̄(A+ ̄B)+ ̄( ̄A+C)+ ̄(A+B)
= ̄A・B+A・ ̄C+ ̄A・ ̄B
=( ̄A・B+ ̄A・ ̄B)+A・ ̄C
= ̄A+A・ ̄C
= ̄A+ ̄C
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2007年05月29日

H18 情報 第11問

IV-11
4ビットのデータに3ビットのチェックビットを追加して,1ビットの符号誤り訂正を行いたい。追加する1ビット目はデータの先頭3ビット (ビット1,2,3)の排他的論理和,2ビット目はデータの末尾の3ビット (ビット2,3,4)の排他的論理和とした。3ビット目として最も適切なものを次の中から選べ。

@ビット1,4の排他的論理和
Aビット2,4の排他的論理和
Bビット1,2,4の排他的論理和
Cビット1,2,3,4すべての排他的論理和
Dどのようにしても,誤り訂正ができない


解答:B


ビット1からビット4までをB1,B2,B3,B4とすると,
P1=(B1,B2,B3)のXOR
P2=(B2,B3,B4)のXOR
P3=(B1,B2,B4)のXOR
とする。
(P1,P2,P3)の組み合わせで、誤り検出をしたビットを1、そうでないビットを0とすると、
(1,0,0)の場合:
P1とP2を比較して、誤っているのは、B1だけか、B2とB4の両方、もしくはB3とB4の両方。
P1とP3を比較して、B3だけか,B1とB4の両方、もしくはB2とB4の両方。
したがって、B2とB4の両方が誤り。
同様に、
(0,1,0)→B2, B3, B4
(0,0,1)→B1, B2, B4
などとして誤りのビットを求めることができる。

#これ、もっとマトモな解法がありそうなんだけど…。
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2007年05月28日

H18 情報 第10問

IV-10
3個以上の正の整数を","で区切った文字列を表す,次のようなBN記法(BNF)の文法規則がある。[ア]と[イ]の組合せとして最も適切なものを@〜Dの中から選べ。

 <INTLIST> ::== <INTEGER> [ア]
 <INTEGERS> ::= "," <INTEGER> | "," <INTEGER> <INTEGERS>
 <INTEGER> ::= <NONZERO> | [イ]
 <DIGIT> ::= "0" | <NONZERO>
 <NONZERO> ::= "1" | "2" | "3" | "4" | "5" | "6" | "7" | "8" | "9"

@[ア] "," <INTEGER> "," <INTEGERS>
 [イ] <NONZERO> <DIGIT>
A[ア] "," <INTEGER> "," <INTEGERS>
 [イ] <INTEGER> <DIGIT>
B[ア] "," <INTEGER> <INTEGERS>
 [イ] <DIGIT> <INTEGER>
C[ア] "," <INTEGER> <INTEGERS>
 [イ] <INTEGER> <DIGIT>
D[ア] <INTEGERS>
 [イ] <DIGIT> <INTEGER>


解答:C

@A[ア]で<INTEGERS>の前に","があると、","が2つ連続することになる。
BD[イ]で<DIGIT>が最後にくることがないので、最後がゼロで終わる数字が表現できない。
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2007年05月27日

H18 情報 第9問

IV-9
オブジェクト指向プログラミング言語に関する次のA〜Eの記述のうち,正しい記述を全て組み合わせたものを@〜Dの中から選べ。

A 上位クラスで定義したデータやメソッドを下位クラスへ引き継ぐことを,継承(インヘリタンス)と呼ぶ。
B あるオブジェクトに依頼されたメッセージの処理を,他のオブジェクトに委ねることを,伝播(プロパゲーション)と呼ぶ。
C 内部のデータや実現のための詳細情報を外部から直接アクセスできないようにすることを,隠蔽と呼ぶ。
D 同じメッセージ名でも,受け取るオブジェクトにより処理内容が異なることを,集約(アグリゲーション)という。
E オブジェクトに対してメッセージを送り,メソッドを呼び出すように指示することを,メッセージパッシングという。

@Bのみ AAとC BBとD CAとCとE DCとE


解答:C

B:委譲(デリゲーション)のこと
D:多相性(ポリモーフィズム)のこと
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2007年05月26日

H18 情報 第8問

IV-8
Java言語についての次の説明のうち,最も適切なものを選べ。ただし,クラスA,Bの定義は次のようであるとし,変数vaの型はクラスA,変数vbの型はクラスB,メソッドmbはクラスA内では宣言されていないものとする。

 class A {
  int ma ( ) {...}
 }
 class B extends A {
  int mb ( ) {...}
 }

@メソッド呼び出しva.mb()は,コンパイル時にはエラーにならない可能性がある。
Aメソッド呼び出しvb.ma()は,実行時に必ずエラーになる。
B変数vaにはクラスBのインスタンスは代入できない。
C代入文 vb=va; は,コンパイル時の型検査ではエラーにならない。
D代入文 vb=(B)va; は,実行時にエラーになる可能性がある。


解答:D

@mb()はクラスAのメンバ関数でない。
Ama()は、クラスBのスーパークラスであるクラスAのメンバ関数なのでエラーにならない。
Bvaのメンバ変数は、クラスAのサブクラスであるクラスBにも含まれるため、インスタンスを代入することができる。
Cvaはvbのメンバ変数の全てを持つわけではないため、コンパイル時にエラーになる。
Dキャストすることによりコンパイル時にはエラーにならないが、実行時にエラーになる場合がある。
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2007年05月25日

H18 情報 第7問

IV-7
頂点がn個で辺がm本のグラフ構造の問題を解くためのデータ構造として,隣接行列と隣接リストについての次の説明のうち,最も適切なものを選べ。

@隣接行列を用いると,どのような問題に対しても時間計算量にO(1)で影響する。
A隣接リストを用いると,領域計算量にO(n),時間計算量にO(nm)で影響する。
B有向グラフでは,隣接行列の方が適している。
C多くのアルゴリズムでは,疎なグラフでも隣接行列を用いても実用上の問題がない。
D密なグラフに,隣接リストを用いるのは,時間計算量,領域計算量ともに不利な場合が多い。


解答:D

@例えば、各頂点に隣接する頂点をすべて数え上げる問題の時間計算量はO(n)である。
A領域計算量、時間計算量ともO(n+m)である。
B隣接行列では、接続関係だけが記述され向きは含まれない。
C隣接行列では領域計算量がO(n2)であり、mがn2に対してはるかに小さい疎なグラフに対しては無駄が多い。

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2007年05月24日

H18 情報 第6問

IV-6
あるアルゴリズムにおいて,データの個数nについて主な操作の実行回数を数えたとき,ほぼ10n+nlog2n回であった。次のうち最も適切なものを選べ。

@データが16個のとき200ミリ秒かかるなら,データが64個のときはおよそ910ミリ秒かかる。
Aデータの個数が200個のときの計算時間は,データの個数が100個のときのほぼ10倍である。
B1秒でデータの個数が1,000個処理できるとき,2秒で処理できるのはおよそ2,300個までである。
Cアルゴリズムの時間計算量はO(n)である。
Dアルゴリズムの領域計算量はO(nlog2n)である。


解答:@

n=16のとき、
10n + nlog2n = 10 × 16 + 16 × log224 = 160 + 64 = 224

同様にn=64のとき、
10n + nlog2n = 10 × 64 + 64 × log226 = 640 + 384 = 1024

200:224=x:1024とすると、x=914.28...
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2007年05月23日

H18 情報 第5問

IV-5
C言語で,次のように定義されたfibonacci関数を以下のように呼び出した。このとき変数xに代入される値を@〜Dの中から選べ。

関数の定義:
 int fibonacci(int a, int b, int n ){
   if ( n == 1 ){ return a; }
   else if ( n == 2 ){ return b; }
   else { return fibonacci( a,b,n-2 )+fibonacci( a,b,n-1 ); }
 }
関数の呼出し:
 int x = fibonacci( 5, 7, 5 );

@12 A19 B31 C50 D81


解答:B

(5,7,5)→(5,7,3)と(5,7,4)を呼び出す
 (5,7,3)→(5,7,1)と(5,7,2)を呼び出す
  (5,7,1)→5を返す
  (5,7,2)→7を返す
 ∴(5,7,3)→12を返す

 (5,7,4)→(5,7,2)と(5,7,3)を呼び出す
  (5,7,2)→7を返す
  (5,7,3)→12を返す
 ∴(5,7,4)→19を返す
∴(5,7,5)→31を返す
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2007年05月22日

H18 情報 第4問

IV-4
C言語で双方向リストを実現するために,次の構造体を定義した。

 struct cell { int data;
    struct cell *prev;
    struct cell *next; };
 struct cell *p; *newcell;
 newcell = (struct cell*) malloc(sizeof(struct cell));

双方向リストが存在して,pがその中のセル(リストの要素)を指しているとする。
pが指しているセルとp->nextが指しているセルの間に新しいセルnewcellを追加するため手順として,[ア]〜[カ]のうち,実行すべき文とその実行順序として最も適切なものを@〜Dの中から選べ。

[ア]newcell->next = p->next;
[イ]newcell->prev = p;
[ウ]p->next = newcell;
[エ]p->prev = newcell;
[オ]p->next->next = newcell;
[カ]p->next->prev = newcell;

@イ−ウ−オ−カ
Aイ−ア−カ−ウ
Bカ−ウ−ア−イ
Cア−イ−ウ−カ
Dオ−ウ−イ−エ


解答:A

@ウの後にオを行うと、newcell->next=newcellとなり不適切。
Bウの後にアを行うと、newcell->next=newcellとなり不適切。
Cウの後にカを行うと、newcell->prev=newcellとなり不適切。
D最初のオが不適切。
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2007年05月21日

H18 情報 第3問

IV-3
1/1 + 1/2 + 1/3 + ...+ 1/99999 + 1/100000 を計算するために,C言語で次の二つの関数A,Bを作った。ただしfloatはIEEE754に従う単精度(32bit)の型であり,コンパイルされた機械語コードは,ソースコード中に記述された演算をすべて順序どおりに実行するものとする。

 float A() {
   int i; float sum = 0.0;
   for (i=1; i<=100000; i++){
     sum += 1.0/(float)i;
   }
   return sum;
 }

 float B() {
   int i; float sum = 0.0;
   for (i=100000; i>=1; i--){
     sum += 1.0/(float)i;
   }
   return sum;
 }

A,Bの実行結果について,@〜Dの中から最も適切なものを選べ。

@AとBの結果は同じ精度になる。
AAの結果の方がBより精度が高い。
BBの結果の方がAより精度が高い。
CAはオーバフローになるが,Bは正常に実行できる。
DBはオーバフローになるが,Aは正常に実行できる。


解答:B
演算誤差に関する問題。浮動小数点を使った数値計算では、小さい数から足していったほうが誤差が少ない。
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2007年05月20日

H18 情報 第2問

IV-2
整数を8ビットの,2の補数表現で表しているとする。次のうち正しいものを選べ。

@最も小さい値は11111111である。
A21と-21の2の補数表現は,全ビットのOと1を交換したものである。
B表現できる範囲は,-128から128までである。
C01110101+00001100はオーバーフローしないで計算できる。
D2倍をするのに,オーバーフローが起こらない限り,1ビット左シフトで実現できる。

解答:D

2の補数に関する問題。
@11111111は、10進法で-1。最も小さい値は10000000。
A21は00010101、-21は11101001。
B表現できる範囲は-128から127まで。
C計算すると最上位ビットが繰り上がり1となるのでオーバーフローしている。
Dその通り。
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2007年05月19日

H18 情報 第1問

IV-1
コンピュータの歴史における次の説明のうち,最も適切なものを選べ。

@チャールズ・バベッジが構想した「解析機関」はプログラム可能な計算機だった。
Aブレーズ・パスカルの歯車式計算機は,加減乗除の四則演算ができた。
Bアラン・チューリングの万能機械は,コンピュータの処理能力に限界がないことを示した。
Cジョン・エッカートとジョン・モークリーによって開発されたENIACは,プログラム内蔵方式の真空管を用いたコンピュータであった。
Dプログラム内蔵方式は,アメリカのアラン・チューリングによって提唱された。


解答:@

@問題文の通り、チャールズ・バベッジが構想した「解析機関」は、プログラム可能な計算機であったが、実際には製作されることはなかった。
Aブレーズ・パスカルの歯車式計算機は、加減算しかできないものだった。
Bアラン・チューリングの万能機械は、コンピュータの処理能力について述べたものではない。
CENIACは、人が配線をすることでプログラムを行う方式であり、プログラム内蔵方式ではない。
Dプログラム内蔵方式は、ジョン・モークリーやジョン・エッカートがEDVAC設計時に考案したノイマン型アーキテクチャが最初である。
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