2004年06月02日

平成16年 財務会計

問題

第7問 原価項目

まず素価って何?って感じでした。
このとき初めて聞きましたし、そのあとも聞いたことなかったです。
それ以外の言葉は知っていたので、それを計算しました。

加工費=直接加工費+間接加工費
直接加工費は「直接工直接賃金」と分かりにくい書き方してますが、
とりあえず60らしい。
間接加工費は、直接工以外に工場内でかかったお金を配分したものだから、
この問題の場合「監督者給与」の10と「工場諸経費(間接経費)」の20。
ということで、加工費=60+(10+20)=90。

製造間接費は間接加工費のことだから30。

総原価は全部足せばいいから、100+30+60+10+20+5=225。

とここまで来たところで2〜5は全部×。
ということで自分は消去法で1が残りました。

後で調べると、どうやら素価は直接費のことらしい。
この問題だと、「主要材料費」100+「買入部品費」30+「直接工直接賃金」60で
素価=100+30+60=190。
となりますね。

材料費も部品費も同じなのにこんな引っ掛け問題出してどうするんだろう
とか思いますね。
何を聞きたいのだ、という気がします。


第8問 仕掛品

工業簿記のかなり基本的な問題ですね。

簿記2級の試験だと、たとえば部門別原価計算の問題として、
製造部の当月完成品が販売部に引き渡されて、さらに販売部の
期首期末の在庫から当月販売量を求めて…、などといった
ちょっと面倒な計算になります。

この問題は仕損もないし、計算も平均法なので、確実に
得点しておきたい問題だと思います。
平均法、先入先出法、先入後出法くらいは押さえておきたいです。
生産高比例法などは(たぶん)診断士では出ないと思います。

あと、この手の問題はボックスを書いて解くクセをつけることを
おすすめします。
なかなか式では覚えにくいと思いますので。

第9問 税効果会計

税効果会計とキャッシュフロー計算書は簿記だと1級の
商業簿記の範囲なわけで、なかなか難しいですよね。
診断士の勉強のために簿記1級を取っておくというのは
相当に回り道になるのでおすすめはしませんけど、
財務会計のサブテキストに簿記のテキストを用意しておくのは
いいかもしれません。

まず、税引前当期純利益200、法人税・住民税及び事業税90、
法人税等調整額△4、と書いてあるので、

 当期純利益=200−(90−4)=114

というところまでは分かりたいところです。
あとはこの4が資産か負債かということになります。
そもそも、法人税等の処理は(簿記のように書くと)、

(借)法人税等 90 (貸)未処分利益 90

となっているところに、調整額が(意味合いとしては)、

(借)前払法人税等 4 (貸)法人税等 4

となって、法人税等を来期に繰り延べているわけですから、
前払法人税等が借方にあることからもわかるように、
資産ということになります。
取引上の(仕訳をする上での)意味合いで考える必要がありますね。

ちなみに、正しい仕訳は、

(借)繰延税金資産 4 (貸)法人税等調整額 4

ですので。法人税等調整額は、

(借)法人税等調整額 xxx (貸)繰延税金負債 xxx

という仕訳もあるので、勘定科目で一概に借方/貸方の判別が
できないのでちょっとやっかいです。


第14問 設備投資#解答の訂正

まず設備の更新により、燃料費の削減分でCFが100万円増えますが、
減価償却費の増加分で40万円持っていかれますので、60万円が残ります。
これに税率40%かかりますので、60%残る計算になって36万円になります。
ここで減価償却費分の40万円をCFに足しますから、76万円が
答えということになります。

減価償却費は支払税額を求める前に控除しておいて、税引き後に
CFに足し戻してやる必要があります。

(2004/11/24)

posted by noumea at 00:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 診断士過去問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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